2018.02.20
伝統様式 Queen Ann
佐々木です
クイーンアン スタイルは、18世紀前期のイギリス アン女王時代を起源としたデザインです。正統なイギリスのクイーンアン様式は、伝統に忠実なあまり派手さのないスタイルでしたが、北米に渡ってからは伝統様式を踏襲しながらも、華麗なデザインや装飾が強調されることで、わかりやすく表現されたことで多くの人に受け入れられるようになったと言われます。
伝統様式は美しいもの。
最近では道南地域でも、クイーンアンの家が見られるようになりましたが、多くの方が一生に一度のマイホームづくりだと思います。
流行に左右されない、飽きの来ない、年月が経っても古さを感じさせないなど、そこに伝統様式の良さがあります。
このスタイルの特徴は、お城のように美しい塔屋があること、左右非対称の外観デザイン、カバードポーチ、窓周りの装飾、シングル材の屋根、ブリック調の外壁、上げ下げ式の窓などをバランス良く配置する事などで外観が造られていきますが、実際に住むと台形に出たコンサバトリー(明かり取りの窓)にダイニングなどを配置すると、あたたかくて柔らかな陽光が心地よい、ずっとそこに居たくなる空間が楽しめます!