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2020.07.16

セルコベア
セルコベア

建築中のセルコホーム 厚沢部町⑥ 気密施工と換気システム

佐々木です

厚沢部町の現場では、断熱施工・気密施工行われています。

☆断熱施工

セルコホームでは断熱材を32k相当のグラスウールにして高断熱施工しています。

グラスウールも16k・高性能16k・24k・高性能24kなど製品の密度により断熱性能に違いが出ますが、

現場写真の通り、32k/㎥相当の高密度のモノを14cm(2×6工法なので6インチ)の厚さで使用し、冬に暖かく夏に涼しいお家を目指しています。

また高密度のモノは、触っても硬めの資材であることから経年でも沈みにくいというメリットを得るのも採用したひとつの理由です。

☆気密施工

断熱材が壁内に充填されると、機密シートを張り巡らし、室内の湿気が壁に侵入するのを防ぐ施工を行います。

高気密施工された住宅には換気システムの設置が必要になります。

☆換気システムは第一種 北海道の冬に最適です。(弊社使用の機器を写真掲載)

2003年以降に建てられた日本の住宅には必ず換気システムが設置されています。

換気システムって何でしょうか?

簡単には、窓を開けなくても換気装置を使用して強制的に空気の入れ替えができるシステムですが。。。

家の空気を1時間に0.5回入れ替える機器の事です。

代表的なメリットは

1.結露対策 

3人家族の居住スペースでは、1日に10.65リットルもの水分を排出するとのこと。(日本スティーベルカタログ引用)

放置すると結露・カビ・ダニ発生・建物劣化につながる原因を換気により取り除きます。

2.外部空気の有害物質を防ぐ

PM2.5や花粉が室内に入らないよう、外の空気をフィルターを通してから室内に取り込む方法で防いでくれます。

3.室内のCO2濃度を低下

高気密住宅はほぼ密閉された空間ですので、換気しないとCO2濃度が上昇します。新鮮な空気を取り込むのが換気本来の目的でもあります。

4.省エネルギー

第一種換気システムの一番の効果とも言えると思います。

熱交換装置により部屋の温度を外に逃がしません。特に冬は、外気が室温になっているセラミック熱交換素子を通過してから室内に取り込むため光熱費を減らすのに役立ってくれます。写真はスティーベル社の換気システム(コントローラーと機器)です。

ツーバイシックス工法・32Kグラスウール・暑さ19mm床材・24時間換気・ツーバイテン床組み・トリプルガラス樹脂サッシ・遮熱型タイベックなどで建築されるセルコホームの "The Home" を是非ご体感ください。(七飯町本町にモデルハウスがあります。Ua値0.37W/㎡K・C値0.492㎠/㎡)

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