天然素材が心地良い住まい
函館市 K様邸
華美になり過ぎない上質な佇まい
もともと中古の一軒家を購入し暮らしていたK様ご夫妻。住宅購入当初から、いずれはこの土地に新築住宅を建てようと考え、少しずつ準備を進めていたと話します。「どこで建てるかを決めるまでが大変でした。何件かのハウスメーカー、工務店を回ってみたものの、ピンと来るものが無く、決め手に欠ける、という感じで」と奥様。家づくりに対する想いをきちんと言葉にして相手に伝えることの難しさを実感したのもこの頃だったと振り返ります。
「家を建てようと考え始めたころは、シンプルなデザインで機能性を重視した家を考えていました。何社かのモデルハウスを見たものの、ココ!と思える家には出会えずにいました。そんなときにセルコホームさんの家を見学したんです。輸入住宅=豪華できらびやか、と思っていたので、自分たちのライフスタイルには合わないだろうと考えていました。でも実際に北斗モデルを見学したら、繊細な装飾と独特の雰囲気に惹かれました」と話します。
癒しのカラーコーディネートの室内空間
「長女の同級生のお宅がセルコホームさんで建てた家で、とても印象の良い空間でした。上質な室内空間で住み心地が良さそうだと感じました」と話す奥様。派手な装飾や重厚感のありすぎるマテリアルは好みでなかったので、品のある室内空間が心地良かった、とも。
「オフホワイトやサーモンピンクなどの色を用いコーディネートしたことで、ナチュラルで優しい雰囲気に仕上がりました」と奥様。1つひとつの部材のデザイン・バランス、素材が持つ質感、天然材のぬくもり。大きな面積を占める壁や天井に柔らかな色を配色し、脚に特徴のある木製家具とも相性の良い、端正でシックな空間が出来ました。
既に仕様が決まっている規格住宅ではなく、様々な場面でお施主様自身が決定する事項が多い注文住宅。「外壁材なども実際に自分たちの目で見て、気に入った素材の色違いを選びました。プランニングが楽しくて、打ち合わせが終わってしまうことに寂しさがありました」。
家族の行動をイメージした快適な暮らし
使う場所の近くに収納スペースを設けることで、モノの出し入れが楽になります。「シューズクローゼットや小物を飾ることのできるニッチやコーナーを希望しました。使い勝手が良く気に入っています」と話す反面、「子供たちの成長を考えたらクローゼットはもう少し大きくしてもよかったかも」という奥様。誰がどこで使うもので、どのくらいの量を収納するのかを具体的に考えプランニングすると、より快適な暮らしに繋がる、とも。
動線の良さも魅力だと話し、キッチンからダイニング・リビングを見渡せるつくりもお気に入りだそう。「日中はたっぷり日が入り明るくて暖かです。部屋のどこにいてもヒヤッとしないのが良いですね」。断熱性や気密性に優れている輸入住宅、本格的な冬を迎えるこれからの季節から、より性能の高さを実感することでしょう。
「後悔のない家づくりのためには妥協しないこと。とにかく思ったことは何でも言ってみること」と話してくださいました。
(取材日/平成29年11月上旬)