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住む人のセンスを静かに主張する家

住む人のセンスを静かに主張する家

函館市人見町 K様邸

圧倒的な存在感のあるレンガの住まい

優美な妻飾りを配した圧倒的な存在感の外観
優美な妻飾りを配した圧倒的な存在感の外観

独特の質感と自然な風合いが魅力のレンガ造りのK様邸。「150年を超える宿舎や、身近にある歴史的建造物がレンガ造りでなじみがあり、経年変化でより味わいを増す素材だなと思っていました」と話すK様。その頃から、家を建てるのならレンガの輸入住宅を、と考えていたそうです。

「もともと住んでいた横浜の分譲マンションが手狭だったこともあり、息子の進学に合わせ、妻の実家のある函館への移住を検討し、函館で輸入住宅を建てられる会社を調べました。いろいろ調べていくうちに、比較的良心的な価格で、サポート体制のしっかりしているセルコホーム函館のことを知りました。構造・工法がしっかりとしていたこと、耐久性や耐火性、耐震性にも優れていることが決め手となりました」と話します。

「息子の中学受験のタイミングで家を建てることになり、“本当に函館で進学するんだね?お父さん、土地の契約のハンコ押すよ?いいの?”と息子に繰り返し確認したことが、家づくりの思い出のひとつです」と笑います。

経年変化という美しさをまとう住まい

入った瞬間、その開放感に驚く、吹抜けの玄関ホール
入った瞬間、その開放感に驚く、吹抜けの玄関ホール

K様邸は、輸入住宅でありながら日本の街並みにもなじむ、落ち着きのある佇まい。

「シンメトリーデザインのジョージアン・スタイルで建てようと考えていたのですが、左右対称の建物はかなり広い土地面積が必要なので断念しました。とはいえ、形の良い土地を購入できたので、当初からの希望であった、すべて南向きの部屋にすることと、寝室を10畳以上で確保することができ、満足です。息子も庭に出て家を見上げては“おっきい家”と言っています」と話します。

家が出来上がるまで一度も工程を見ていないというK様。心配ではなかったのかをお聞きしたところ、「妻は帰省の際に何度か見ています。自分は、更地の状態を見ただけで、家づくりに関してはメールや電話などのやり取りでしたが、信頼してお任せしました」とのこと。「横浜の自宅までコーディネーターや設計士の方が来てくださって、打ち合わせをし、設備関連のショールームに一緒に足を運びました。おかげさまで希望通りの家に仕上がったと思います」とも。

将来のことも考えた間取り

アシュレイの家具がよく似合う洗練された空間
アシュレイの家具がよく似合う洗練された空間

K様邸の室内は、奥様のお好きな白を基調にした洗練された空間です。リビングのインテリアはグレー、シルバーで統一、壁紙は草柄のペールグリーン。「明治期の建築に使われていた金唐紙は、洋館建築の壁を華やかに彩っていたそうです。唐草の文様を彷彿とさせる上品な薄いグリーンの壁紙にしたことで、優し気な空間になりました」とにっこり。

「階段の上り下りが辛くなる時期がやがて来ると思います。現在納戸として使っているスペースは、ホームエレベーターを設置できる作りにしました」とK様。先々のことをきちんと考え、将来に備えています。

これから家づくりを考えている方に向けて、「施工会社がこれまでどんな家を作ってきたのか、自分が理想とする家と近いものかを知ることが大切だと思います。納得いくまで理想を追求するためには、家づくりへの想いを明確にすること。デザインにとらわれがちですが、構造や機能性が重要です」とアドバイスしてくださいました。

(取材日/2019年8月下旬)